猫のまなこのよう。月は太ったり痩せたり。百の姿もあろうかというもの。その美しさに魅了されれば、たとい水に映った月だとて掬い上げ飲み干したくもなってしまう。また月をつれない恋人に例えることもある。想い想われより片恋のほうがググッと情緒溢れてしまう思議。平安の頃は扇を月に向けてあおぐと恋人が訪ねて来てくれるというおまじないがあったとか。そんな月を、クレーターまで現実的に彫り込んだ作品。よろしくない訳がない。よろしすぎて魅入るあなた。そしてあなたを見留めるなにか。小さな石なのに壮大な物語クレーターよる隕石の衝撃はいかがな物かあなた次第其れこそが月ではないでしょうか。どんな角度からでも。そして陽に透かしても。光を当てるなら三日月も満月もあなたの想いのまま。たぶん人生も、想いのまま。いまのあなたなら。サイズは約1cmチョーカーは約45cm