1972年発売のプリメインアンプです。出力は、40W+40W(8Ω)です。r SONY製メタルトランジスタ2SD316をファイナルに使った、準コンプリメンタリーSEPPです。r r ※音のことはあまり書かないようにしていますが、高音がうるさくなく心地よく、ストリングスやピアノが滑らかです。クラシックファンに合うのではないでしょうか。r r インプットセレクターはソニー独自のクイックアクセスセレクターを搭載しており、よく使うソースはレバースイッチのみで、ダイレクトに選択できる機能と、ロータリースイッチを使った多くのソースを選択する機能の両立を考えてあります。入力端子はPhoo1、2、Tuer、AUX1、2、Tape1、2を備えており、AUX2はフロントパネルのステレオフォーンプラグになっています。r r フォノ(MMのみ)、LINEともに良い音で再生します。VR,SW類に気になるノイズ、ガリはありません。スピーカープロテクションはリレーによるプロテクション回路ではなく、サーキットブレーカーが使われています。サービスマニュアルによると、バイメタルとランプを使ったもので、パワートランジスタが破壊するような恐れのある電流が流れると、バイメタルが開いてパワートランジスタを保護するとともに、ランプが点灯し、これを知らせるそうです。r r プリアンプ部にトランジスタ劣化によるノイズがあったので、原因となっていたトランジスタ及び同じ型番のトランジスタを交換しました。r 目立つような傷やさびはありません。