【バーミンガム1903年】英国アンティーク スターリングシルバーシューホーン　ヴィンテージ　銀製靴べら　 ホールマーク有り 重量48g 長さ17cm シューホーンと呼ばれる、イギリス製アンティークのハンディサイズの靴べらです。 ハンドルにはロココ様式の装飾が施されています。 ハンドル部分は銀製、銀器を証明するホールマークの刻印がハンドルに入っています。写真はマクロカメラで撮影しております。 読み方は、1番左にメーカーマーク（G&C Ltd., 当時シルバーウエアを多く生産していたメーカーです）、その右にアセイ・オフィスマークで、英国の主要都市に試金鑑定所（アセイ・オフィス）が置かれており、どのアセイ・オフィスで鑑定されたのかがわかります。主要なものでロンドン（ライオンの顔）、バーミンガム（船の錨）、シェフィールド（王冠）などがあります。その右に純度を示すスタンダードマークで、スターリングシルバー（92.5%）であればライオンパサントと呼ばれる左向きのライオンのマークです。 1番右のアルファベットがデイト・レターで、この文字とスタンダードマークおよびアセイ・オフィスマークの組み合わせによって、製造年が判別できます。 こちらの製品はライオンパサント、船の錨、そしてデイトレターがdなので、その組み合わせから1903年と判断できます。（詳しくはホールマークの読み方のサイト等を参照） 靴べらの部分は金属製，「ENGLISH MAKE」の刻印が入っています。 革靴・スーツの国、英国らしい紳士のアイテムです。 全体的に小傷や銀特有の黒ずみ、凹み、欠け、擦り減りなどが見受けられますが、アンティークならではと言えます。が、研磨やクリーニングがされてある跡も見受けられ、よくある真っ黒で見栄えが悪いという感じではないです。 強度的にはかなりしっかりしており、靴べらとして全く問題なく使用できるレベルです。 100年以上経っているものを、大切に手入れをしながら使っていく、そういった楽しみ方が出来るアイテムかと思います。 インテリアや靴好きな方への贈り物にもどうぞ。 長さ:17cm 重さ:48g