サイズ:約29x11x10mm重量:約25カラット産地:Aricanga mine, So Jos da Safira, Minas Gerais, Brazil. ブラジルのアリカンガ鉱山からのトルマリン単結晶標本、濃い桜色と翠色が見事に調和したピンクキャップと呼ばれる電気石のレアカラー結晶です。3センチに近く、25カラットに達した立派な単結晶標本です。頂部を含め無傷な結晶は先端から徐々に桜色に染められ、全体の翠色と調合した美しいトーンを作る小規模・高品質を特徴とするアリカンガ鉱山産電気石の一貫したレアカラーの極美単結晶標本で、展示台が付属致します。 ミナスジェラス州東部の宝石ペグマタイが分布するサフィーラ山脈にて宝石の発見は17世紀に遡ることができ、当時のポルトガル人の植民者は山の斜面に青く光る宝石を発見し、サファイアと間違えた植民者はサファイアを意味するポルトガル語にちなんでこの山をサフィーラ山脈を命名し、実はその青い宝石はサファイアではなく、トルマリンでした。17世紀に発見されたこの地域は長い間忘れ去られ、20世紀初頭に再開発されたが、最初は宝石ではなく、当時の需要が急増する絶縁材向けの雲母鉱区として蘇り、やがて第2次世界大戦の時期にブラジル全体の雲母生産量の大部分を占めました。戦争後に雲母の需要の低下に伴って採掘活動も大幅に縮小されましたが、1950年代から宝石質のトルマリンの鉱脈が発見されたことによってこの地域は宝石鉱区として復活しました。サフィーラ山脈は主に北部のペデルネイラ鉱山と南部のクルゼイロ-アリカンガ鉱区に分けられます(画像9)。アリカンガ鉱山はクルゼイロ-アリカンガ鉱区の南東部に位置し、この鉱山ならではの独特な色合いを持つ電気石結晶が数回発見され、小規模でありながらトルマリンの世界で存在感の強い鉱山で、採鉱権は現在クルゼイロ鉱山と同じ家族が所有します。友人のブラジル宝石商の話によると、クルゼイロ鉱区へのアクセスが特に悪く、近年でやっと車が走れる道路が舗装されました。それに加え一帯の治安は非常に悪く、道に宝石業者を狙う強盗がうろつき、単独行動は絶対に避けるべき地域です。こちらの商品はアリカンガ鉱山からのトルマリン単結晶標本、濃い桜色と翠色が見事に調和したピンクキャップと呼ばれる電気石のレアカラー結晶です。3センチに近く、25カラットに達した立派な単結晶標本です。頂部(画像7)を含め無傷な結晶(画像1,6,8:裏面に照りの強く、規則正しい形を持つ接触面に電気石の特徴的な条線が確認でき、ダメージではありません)は先端から徐々に桜色に染められ、全体の翠色と調合した美しいトーンを作る小規模・高品質を特徴とするアリカンガ鉱山産電気石の一貫したレアカラーの極美単結晶標本で、展示台が付属致します。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。